目次
はじめに
青い海と常夏の空――日本人の定番リゾートと言えば「ハワイ」と「グアム」。
どちらも魅力だらけですが、旅行の目的・休暇日数・予算によってベストな選択は変わります。
本記事では、フライト時間/時差/費用/気候/アクティビティ/グルメ&買い物をまるっと比較。
最後には「タイプ別おすすめ」も提示します!
まずは“すぐ決めたい人”向け:超ざっくり結論
- 週末や短期でさくっと南国充電 → グアム(成田~グアムは直行で約3時間45分・時差+1時間で体がラク)。
- 見どころの幅&特別感を重視 → ハワイ(東京~ホノルルは直行で約7~8時間。火山・絶景トレイル・島ごとの個性が段違い)。
アクセス&時差
- フライト時間
- グアム:東京(成田)から直行で約3時間45分。到着後すぐ動ける。
- ハワイ:東京(羽田)→ホノルル直行で約7~8時間。夜便を活用すれば到着初日から動きやすい。
- 時差
- グアム:日本+1時間(時差ボケほぼゼロ)。
- ハワイ:日本-19時間(調整にコツが必要/長めの滞在と相性◎)。
推奨滞在
- グアム:2~4泊で満足度高め。
- ハワイ:4~7泊以上で多彩な体験を欲張りに。
予算感(航空券・宿・現地コストの傾向)
- 航空券:相場は時期で動きますが、“短時間=安い”とは限らないのがポイント。
ハワイはLCCや運航数の多さで掘り出し価格が出ることも。グアムも直前高騰に注意。 - 宿泊費:一般にハワイ>グアム。
同等グレードならハワイのほうが高めになりやすい一方、ハワイは予算幅(バジェット~ラグジュアリー)が広いのが救い。 - 税・チップなど“実支出”
- グアム:一般的な消費税(Sales Tax)は基本なし。
ただしホテル税・粗利税(GRT)・ユースタックス等はあり、レストランでは10%前後のサービスチャージが自動加算される店も多い。追加のチップ慣行は米国同様に存在するため、伝票の内訳を確認して上乗せ可否を判断するのが実務的です。 - ハワイ:州税+宿泊税+リゾートフィー+チップ(目安15~20%)で表示価格より総額アップしやすいのが前提。サービス品質や体験の幅で納得できる層に向く。
- グアム:一般的な消費税(Sales Tax)は基本なし。
※グアムのチップ文化は「不要」ではありません。
サービスチャージとチップは別の概念で、良いサービスにはチップというローカル慣行が一般的。まずはレシートでService Chargeの有無を確認しましょう。
気候とベストシーズン
- グアム:年間通して常夏。『乾季(概ね11~5月)』は雨が少なく過ごしやすい。
雨季(6~10月)はスコール&台風リスクに留意。ただし一日中降り続く日は稀で、計画しやすい。
- ハワイ:『乾季(概ね4~9月)』は晴天率が高く海遊びに最適。
『雨季(10~3月)』は山間で雨が増えるが、ビーチエリアは十分遊べる。
冬はやや涼しく、ホエールウォッチングなど季節の魅力も。
観光スポット&アクティビティの“濃さ”
自然の絶景
- ハワイ:ダイヤモンドヘッドの山頂からワイキキを一望できる名物トレイル、ビッグアイランドのキラウエア火山(活動状況は都度USGSで確認)など、“ここでしか見られない地形・景観”の宝庫。
- グアム:ターコイズの海×白砂の王道ビーチリゾートがコンパクトに凝縮。手軽に絶景ビーチをはしごできるのが魅力。
マリン体験
- グアム:透明度の高いラグーンでシュノーケリングが抜群。タモン湾・イパオ(Ypao)ビーチ・ガンビーチ・スペインステップスは定番。Fish Eye Marine Parkで海中展望も。初心者でも楽しみやすい。
- ハワイ:サーフィンの聖地オアフはレッスン充実。季節限定のホエールウォッチング、ドルフィンスイム、島ごとに違う海の個性など、体験の幅が段違い。
文化体験
- グアム:チャモロ文化に触れられるチャモロビレッジのナイトマーケットやダンスショーが人気。島がコンパクトなので短時間で文化スポット回遊がしやすい。
- ハワイ:ポリネシア文化(フラ・ウクレレ・ルアウ)から、映画のロケ地巡り、牧場・農園体験まで**“学び×遊び”の選択肢が膨大**。
グルメ&ショッピング
- ハワイ:ポケ、ロコモコ、マラサダのローカル定番から著名シェフの店、ファーム・トゥ・テーブルまで外食の選択肢が非常に広い。アラモアナセンターやDFSなど買い物天国でもある。
- グアム:チャモロ料理(ケラグエン、レッドライス、BBQ)が手頃でおいしい。ショッピングはタモン周辺に免税・モールが集約され効率が良いのが強み。“タックスフリー訴求”もあり、化粧品・米国ブランドはお得感。
失敗しない選び方(タイプ別おすすめ)
- とにかく短期間でリフレッシュ:グアム
- 移動ラク(時差+1h)/2~3泊でも満足/海あそび中心でOK。
- “初めての海外”で不安が少ない方がいい:グアム
- 近い・時差軽い・島がコンパクトで回りやすい。
- “一生モノ”の体験や多島巡りをしたい:ハワイ
- 火山・絶景トレイル・島ごとの個性で“唯一無二”の思い出に。
- グルメもショッピングも全力:ハワイ
- 店舗数・ジャンルの幅が圧倒的。
- 旅費は抑えつつ南国満喫:グアム
- 宿と外食が相対的に抑えやすく、税・チップ周りも読みやすい(※伝票のサービスチャージ確認は忘れずに)。
まとめ
- 短期&コスパ重視ならグアム。
- 体験の多彩さ・特別感重視ならハワイ。
どちらを選んでも“正解”。今の自分の旅の優先順位に合わせて選べば、満足度はぐっと上がります。
初回はグアムで肩慣らし→次回ハワイでガッツリというステップも良し!
『次の休み、どっちにしよう?』の悩みが少し軽くなれば嬉しいです。
