「ワカメを食べると髪が生える」は本当か?
「海藻を食べると髪が生える」——誰もが一度は聞いたことがあるこの話。実際のところ、どこまで本当なのでしょうか?
結論から言うと、半分本当、半分誤解です。
この記事では、栄養学などを元に、海藻と髪の関係を冷静に解説します。

髪を早く伸ばしたくてワカメをたくさん食べてたなぁ・・・効果あるのかな??
なぜ海藻は「髪にいい」と言われてきたのか
日本では江戸時代から、女性たちが黒く艶のある髪を保つために海藻を食べていました。
この経験則が積み重なり、「海藻=髪にいい」というイメージが定着したのです。
ただし、当時は科学的検証がなく、あくまで体感ベースの知恵でした。
現代では、この伝承を科学的に検証できるようになっています。
海藻に含まれる髪に関係する栄養素
ミネラルが豊富
海藻の最大の特徴は、ミネラルの豊富さです。
- 亜鉛:髪の主成分ケラチンの合成に関与
- 鉄分:毛根へ酸素を届ける血液の材料
- ヨウ素:甲状腺ホルモンの材料で代謝に影響
これらは確かに髪の成長に必要な材料です。ただし、「材料がある=髪が生える」ではありません。
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注目の成分「フコイダン」
昆布やワカメに含まれる「フコイダン」という成分は、研究分野で注目されています。細胞実験や動物実験では、毛母細胞の活性化に関与する可能性が示されています。
ただし、ここで冷静になる必要があります。試験管の中の結果と、人の頭皮での効果は別物です。
科学研究は何を示している?
動物実験・細胞実験
海藻エキスで毛包の活性が上がったり、毛の太さが改善したという報告はあります。
人での研究
ここが重要なポイントですが、大規模で厳密な臨床試験はまだ不足しています。
つまり、現時点では「可能性はあるが、断定はできない」というのが正直なところです。
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海藻にどこまで期待できる?
期待できること
- 髪のハリ・コシの改善
- 艶や手触りの向上
- 頭皮環境の安定
期待しすぎないほうがいいこと
- 発毛効果
- 薄毛の進行停止
- AGAの改善
海藻は育毛剤でも治療薬でもありません。
遺伝やホルモンが原因の脱毛を、食材だけで逆転させる力はないのです。
見落とされがちな「ヨウ素の罠」
これは本当に重要な注意点です。
- 昆布10g → ヨウ素 約20,000μg
- 日本人の推奨量 → 約130μg/日
桁が2つも違います。
「髪にいいから」と毎日昆布を大量に摂ると、甲状腺機能異常を起こし、逆に抜け毛が悪化する可能性があります。
完全に本末転倒です。
正しい海藻との付き合い方
海藻を髪のために取り入れるなら、以下の距離感がおすすめです。
- ワカメは味噌汁やサラダで適量
- 昆布はだし中心で、食べすぎない
- 毎日大量摂取しない
- タンパク質・睡眠・ストレス対策とセットで
「脇役として優秀」——これくらいがちょうどいい立ち位置です。
まとめ
海藻は、
✓ 髪に必要な栄養を含んでいる
✓ 髪の土台作りには役立つ
✓ ただし発毛を保証する食材ではない
という、地味だけど堅実な存在です。
魔法の食べ物でも、都市伝説でもありません。
期待しすぎず、怖がりすぎず、毎日の食事に静かに寄り添わせる。
それが、海藻と髪のいちばん健全な付き合い方です。



